今日見たアニメ こんにちはアン 31話

 今日見たアニメは「こんにちはアン」の31話です。
それでは以下感想(ネタバレ注意)。




前回、ケンドリックが死に、今回は葬儀とかやるのかなと
思っていたら、既に墓下に埋まった状態から始まりました。


冒頭、アンが子守をしながらあの世ケンドリックに
「どうして人は死んでしまうの?」と問い、その後涙を流します。
(このシーンは前回のケンドリックの死ぬ前の良い人補正がなければないな。)


ハモンド家には親戚たちが集まり、
シャーロットや子供たちのこれからについて話し会うのですが、
肝心のシャーロットは抜け殻状態。
シャーロットの兄が喋り掛けるもビクともせず。
兄が去った後、シャーロットの元にアンが駆け寄り、
ケンドリックの事を話し始め、アンが「そよかぜ荘」の話をした時、
一瞬シャーロットが眼を見開きましたが、ダメでした。


遺族が話し合うのをドア越しで聞いたアンは
子供達が引き取られていくこと、
そしてその勘定に自分が入れられてない事を知り、
自分の運命の時が近づいていることを悟りました。


一方、学校ではケンドリックの訃報を聞いて、
マクドゥガル先生が「なんだってーーー。」(笑)。
(もう出てこないと思っていたのに。)
窓の外を見つめアンの事を心配するマクドゥガル先生。


そして、またハモンド家。
アンの事は気にせず、
遺族たちが子供たちを物のように
誰が誰を引き取るか決めていきます。
(ガーティは私がもらおう。)


それぞれの引き取り手が決まり、
出発の準備をし、子供たちにお別れの挨拶を
させようとする遺族たち。
子供たちから「お父さん」というワードが出た時、
シャーロットが立ち上がりました。


動き始めたシャーロットは地下室へ行き、
あの宝石入れを開けました。
バラ色のペンダントを見つめ、
プロポーズの時の事がフラシュバックし、
シャーロットの顔はみるみるくずれ、そして発狂。
(ハッキリ言って、この顔が崩れる様は子供が見たら、
泣くレベルです。作画が悪いんじゃなくて、描きこみ過ぎです。
ちなみに今回の一番の見どころはココです。)


シャーロットの奇声を聞き、
呆然とする大人たち、泣き出す子供たち。
そして震えるアンが居ました。



Bパートに移り、何事もなかったかのように、
支度をしている遺族たち。(普通すぎるぞ。)
部屋の外で自分だけ行き先の決まっていないアンは
悲しみに暮れるのでした。


そんな時、部屋からガーティと長女が出てきて、
アンを部屋の中に連れて行きます。
ここに来て、アンの存在を思い出す遺族たち。
気まずくて下を向き、後ずさりをするアン。
遺族たちにそれぞれに「面倒だな」と思われ、
アンは何処の誰かもわからない孤児扱いされます。


その視線と言葉に耐えかねたアンは涙を目に貯めて、
自分や子供たちの扱いに対する怒りを露わにします。
そして、遺族たちに「引き取ってくれなくたって構わない。許さない、
絶対に貴方達を許さないから」と言い放ち、
その場を離れ自分の部屋のベッドにうずくまります。
(ここでのアンの声優さんの演技は凄い。)


残された遺族たちは、アンを癇癪持ち扱いし、
どうしていいものかと、頭を悩ませます。
そんな中シャーロットの兄が一人でアンの部屋に。
(兄はノックをせず部屋に入るのですが、ここからアンの扱いが窺えます。)
兄はアンに孤児院に連れて行くから支度をしなさいと言い、
部屋を去ります。


遺族の話合いによって、誰も引き取らなかった遺族のおばさんが
アンをホープタウンの孤児院に連れて行くことが決まりました。
おばさんはアンの部屋に行き、準備をするように言います。
アンが準備をしている間、おばさんはぐだぐだとアンを
引き取れない言い訳と喋りだします(正直演技が下手だと思う)。


アンが私物をバッグに入れていくのですが、
「金の泉」(まだあったんだ)を抱きしめて涙を流すシーンは
胸にグッと来るものがあります。
そしておばさんが孤児院の話を始めると、
アンは震え自分の体を抱きました。


アンの事を心配して学校からやってきたマクドゥガル先生が
ハモンド家に着いたのはアンが家を出る直前の事でした。
アンはおばさんに最後にヴィオレッタに会いに行きたいと
懇願しますが、汽車の時間に間に合わないと断られます。
そのショックでアンは完全に無気力になってしまいました。
マクドゥガル先生が駆け寄って話しかけるも、反応がありません。
シャーロットの兄がアンを抱え、馬車に乗せ、
先生はおばさんにお願いして無気力になったアンに
プリンス・エドワード島の写真を渡し、語りかけます。
(もちろんアン反応なし)


馬車が出発した後も、マクドゥガル先生は必死に
アンに呼びかけました。
そして先生の声が届いたのか、アンは正気を取り戻し、
プリンス・エドワード島の写真を見つめ涙するのでした。



今回はこんな感じです。


次回からは最終回までいい話はないような気が
するのは気のせいかな?


ではでは。